2022年12月31日土曜日

2022年を12枚で振り返る

 2022年の各月に撮った写真から1枚を選んで振り返ります

〇1月

北風運用で36Rに降り立つJALのA350(JA01XJ)。最近はトラフィックが復活したためか、めっきり36Rには降りてくれなくなりました。


〇2月


豊見城市与根のしおさい公園で撮影したスズメ。この頃から野鳥写真にお熱を上げ始めた気がします(笑)

〇3月


36Rに降り立つANAのB767-300ER(JA609A)。これは本当に最高で撮影した後も興奮が冷めやらぬままでした。

〇4月


4月末に撮影した蝶ですね。昆虫にうといので名前は分かりませんがこんなに上手く撮れるとは思っていなかったので嬉しかったです(完全にラッキーパンチ)。もう少し被写界深度を深くして、羽だけでなく胴体もクッキリさせれば良かったと反省。

〇5月


漫湖水鳥・湿地センターで撮影したクロハラアジサシ。目の前をバンバン飛び交っていたのですがEOS70D+SIGMA150-600mmではまるで捉まえることができず、α7IIIに切り替えて何とか撮った一枚。

〇6月


人生で初めて出会ったカワセミ。幸運にも遭遇できたことが後に野鳥撮影にのめり込むきっかけになりました。この子はその後2、3度目にする機会がありましましたが(写真を撮れたのは一度だけ)、その後は会えていません(涙)

〇7月


熊本県へ出張し江津湖で撮ったサギの写真。江津湖は本当に素晴らしい場所でまた是非訪れて、あの雰囲気の中でカワセミを撮影したいものです。

〇8月


カワセミの幼鳥。まだ親鳥に給餌してもらっていましたが、恰好はもう一人前です。橋の袂で大人しく佇んでおり接近して撮影しました。警戒心が薄いのかありがたいことに終始リラックスしていました。

〇9月


石垣出張で出会った南の島の天然記念物カンムリワシ。バンナ公園を車で走っている時に遭遇しました。こちらを見ても驚くこともなく悠然としていました。風格あります。

〇10月


アオアシシギ。今のところEOS70Dで撮影した中で最高の一枚。バリバリの解像感が非常に気に入っています。

〇11月


東京出張の際に羽田空港第1ターミナルで撮影したJA05XJと富士山の絡みのショット。雑誌で飛行機と富士山の絡みを見て以来ずっと撮ってみたいと思っていた構図です。


〇12月


宮古島での展示飛行を終え、那覇空港に戻って来たブルーインパルス4号機。人生で初めて見たブルーインパルス。撮影は転がりだけでしたがそれでも感動しました。いつか大空を飛ぶ姿を写真に収めてみたいものです。


2022年は、野鳥写真にハマり、カワセミにどハマりした1年でした。
それでは、2023年も良い年になることを祈って。

2022年12月17日土曜日

報得川でバードウォッチング

今日は、美ら島エアーフェスタ2022が開催されますが、その前に早起きして、カワセミに会えないかと報得川へ向かいました。

使用機材
Camera:SONY ILCE-7M3 α7III
Lens:Tamron 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD

月が綺麗です。



この時期はまだ朝7時でも暗く(ISO12800)、更に急傾斜な護岸のおかげで光が回るのが遅く、8時ぐらいにやっと朝日が差し込んできます。

この時は、川の浚渫工事のおかげで両岸の雑木が伐採されており、ダイレクトに川が視認できます。(浚渫箇所以外は木々で視界が遮られて撮影には不向きです。実際、漫湖水鳥・湿地センターのバードウォッチングガイドでも川の両岸よりも豊座橋からの観察が推奨されています。)

最初は、八重瀬町の豊原側のポイントを開拓してみましたが、オオバン、バリケン、イソシギ以外は見当たりませんでした。川の流れ的には良さげな感じでしたが、川に張り出した木や草が少ないのと朝早すぎたのか、ここでは出会えませんでした。



今度は以前に、カワセミに出会えたポイントに移動。浚渫が進んでいて環境が激変。川付近にはカワセミが止まれる草も木もありませんでした。

カワセミを待つ間にまずやってきたのは、圧倒的迫力のアオサギ先輩。先客を蹴散らしますw



木に登ったバン。いつも水辺から離れないので珍しい。足のゴツさが分かります。



三羽仲良しのセイタカシギ


ドーンと佇むダイサギ。



カワウ。羽を広げて乾かしていました。カワウはいちいち大きな音を立てて動くのですぐに気づきます。



結局、この日はカワセミに出会うことができず、遅れてエアーフェスタに参戦することにしました。

2022年6月21日火曜日

カワセミに魅せられて

SS:1/800, F8, ISO:8000


久しぶりの更新ですが、最近は、航空機よりも野鳥に興味が移りつつあります。

梅雨が明け一気に夏になり、陽炎メラメラ、B6来ない、南風運用、B6来ないとなっており、航空機(特にB6)を撮るのは非常に厳しい環境です。

それならそうと、前々から気になっていた野鳥、特にカワセミを撮りたいと思い、ネットで情報を調べ、カワセミがいそうな場所に出かけていくことに。

機材は、α7III+MC-11+SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryです。
TAMRON 150-500mmも持ち出したのですが、如何せんカワセミが遠いのでMC-11を噛ませたSIGMAの150-600mmで距離を稼ぐことに。

SS:1/800, F8, ISO 12800


この日は生憎の曇り空でISOはそら恐ろしい数字を叩き出しておりますが、初めてカワセミに出会えて止まる姿を写真に収めただけで最高の気分でニヤニヤが止まりません。

さすがにダイブする姿をファインダーに留めることは私にはまだ無理でしたね。

また会いたいと通いましたが、見事に空振りでした。その辺りも含めて、鳥撮りは楽しむものなのでしょうね。


2022年3月10日木曜日

朝天に駆ける

ANA / Boeing 767-381ER / JA608A

北風運用でしか撮れない最高のカット。
午前の伊丹便が早着となりかつ第一滑走路が比較的空いている時にだけ見ることができるB767の34R降り。すぐ目の前を一番好きな機体が通り過ぎる光景は圧巻の一言。
この一枚を撮りたくて、この冬は朝の瀬長島に通ったものだ。ようやく撮れたという満足感だけでなく、また同じ構図を撮りたいと思わせてくれる魅力がある。

カメラ:SONY α7III
レンズ:TAMRON 150-500mm f5-6.7 Di III VC VXD
絞り値:f/8
露出時間:1/1250
ISO:200
露出補正:-1/3

2022年3月6日日曜日

新機材をシェイクダウン



新たに導入した機材のうち、TAMRON 150-500mm f5-6.7 Di III VC VXDを正午近くの瀬長島に持ち出してみた。

この日は少しセッティングを変更。
・連写を「Hi+」から「Hil」に。
・電子先幕シャッターを「切」から「入」に。
・測光を「マルチ」から「中央重点」に。

生憎、この日は黄砂が飛来すると予報されており、視程はかなり悪かったせいか解像が良くない。

1/800、f8、ISO100、439mm


JPEG撮って出し…ブレがひどく画像も粗く正直MC-11+SIGMA 150-600mm Cでもここまでひどくはならない気が。周辺減光も思ったよりも出ている。その辺りは測光モードが中央重点だからか?

1/1250、f8、ISO250、500mm、EV+1/3

こちらもJPEG撮って出し。少しはマシだが、期待していた画にはほど遠い…

1/1250、f7.1、ISO125、407mm


少しはマシだったものをRAW現像してみた。1/1250、f7.1、ISO125、407mm。ただ、本日はここでタイムアップ。

今回は期待していたほどのバキバキの解像は得られなかった。正直まだMC-11+SIGMA 150-600mm Cとの大差ないレベルだ。次はもう少し好条件下で撮影したい。

なお、冒頭に掲載したとおり止まっている鳥も撮影したが、こちらはなかなか良さげだった(APS-Cモード)。


2022年3月2日水曜日

機材セット@2022年3月2日

 〇Eマウント
 Sony ILCE-7M3 "α7III"
 Sony FE 50mm f 1.8
 Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057) ※New 

〇EFマウント
 Cannon EOS 70D ※New
 SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary
 SIGMA MC-11

〇m4/3マウント
 Panasonic LUMIX DMC-GX1
 Panasonic LUMIX DMC-GX7
 Panasonic LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
 Panasonic LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 / POWER O.I.S.
   Panasonic LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014
 Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
 Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro ※New

しおさい公園で野鳥を愛でる

本州に高気圧が移動してきた影響で、冬の沖縄ながら南風となり18運用となった。ただ冬の18運用は高気圧の縁に沿って入り込んだ暖気が寒気とぶつかることで天候が悪くなりやすく、この日もあいにくの曇り空となった。


       


ロケハンも兼ねてしおさい公園に向かったが、残念ながら18Lを離陸する飛行機のお腹ばかりで期待したショットを撮るのは難しそうだった。

そこで気持ちを切り替えて野鳥を撮ることにした。まずは外周道路でイソヒヨドリの雌に出会った。


実はこの時、恥ずかしながらレンズのフォーカスリミッターを切り忘れ、10mからしかAFが効かない状態だった。何度挑戦してもAFポイントが表示されず首を傾げて四苦八苦して、ついには超望遠ながらMFに切り替える始末。初めてSIGMA 150-600mm のピントリングを回したかもしれない。このレンズのピントリングはマウント側にありかなり細い。正直、600mmまで伸ばしたレンズを支えながらフォーカスを合わすのは至難の業。


これが奇跡の一枚。イソヒヨドリだけにピントが合っている。この後は腕が疲れて集中力が続かずピンボケ連発。

海に面したこの公園では元気に鳥たちが飛び回っている。その代表格がスズメだ。スズメはさして珍しくない鳥ではあるが、身体は小さく動きもせわしないおかげで追いかけるよい練習になる。



 そういえばこのスズメを撮っているあたりでフォーカスリミッターに気づいたっけ。残念ながら公園ではスズメ以外は鳩しかいなかったので再び外周道路を巡る。

今度は、イソヒヨドリのオスに出会った。


 地味な色のメスに比べると写真として映える。

しおさい公園は北風運用時の第二滑走路の着陸機を海を絡めて撮るにはよさそうな場所だと思うが、600mmは欲しいところ。


2022年1月18日火曜日

金城ダムでお写歩


 この日はトンガ沖の火山島フンガトンガ・フンガハアパイが大規模噴火した影響で、沖縄県にも津波注意報が出されていたことから、空港を避け首里にある金城ダムを散策した。

お伴はDMC-GX7+M.ZUIKO 40-150mmというお手軽な装備。設定も特に意識せずSSモード。



 これはダムの弁だろうか。



 ダムの上は橋になっていて往来が可能だ。



 まずはダムより一段上(県立芸大側)の池。

静かだが野鳥は少なめ。金城ダムにはカワセミがいるという噂もあったがいるなら雰囲気的にこちらだろうなと思う。



 飛翔する鵜らしき鳥。曇り空だったためモノクロ写真のような写りだ。



 


 上の池と下の池の間の草原にある石橋。渡ることもできる。



 続いて下の池。こちらはクイナを筆頭に沢山の野鳥を見られる。といっても鳥の種類はさほど多くない。



獲物を狙って動かないサギ。鳥の名前に疎いので正式な名前は分からない。



 それからいつも並んでいる3匹の赤い顔のアヒル?カモ?この場所がお気に入りなのかいつもここにいる。



他にも色々といるが換算300mmではなかなか画にならない、残念。



 金城ダムは、遊歩道が整備されているもののダム湖まで降りる階段の段差はきつくさすがにα7III+SIGMA 150-600mmの組み合わせを持ち込む気にはなれない(カワセミでもいるのが確認できれば別だが)。改めてm4/3の軽量コンパクトなシステムの良さを感じる。


最近の散財