2022年3月2日水曜日

しおさい公園で野鳥を愛でる

本州に高気圧が移動してきた影響で、冬の沖縄ながら南風となり18運用となった。ただ冬の18運用は高気圧の縁に沿って入り込んだ暖気が寒気とぶつかることで天候が悪くなりやすく、この日もあいにくの曇り空となった。


       


ロケハンも兼ねてしおさい公園に向かったが、残念ながら18Lを離陸する飛行機のお腹ばかりで期待したショットを撮るのは難しそうだった。

そこで気持ちを切り替えて野鳥を撮ることにした。まずは外周道路でイソヒヨドリの雌に出会った。


実はこの時、恥ずかしながらレンズのフォーカスリミッターを切り忘れ、10mからしかAFが効かない状態だった。何度挑戦してもAFポイントが表示されず首を傾げて四苦八苦して、ついには超望遠ながらMFに切り替える始末。初めてSIGMA 150-600mm のピントリングを回したかもしれない。このレンズのピントリングはマウント側にありかなり細い。正直、600mmまで伸ばしたレンズを支えながらフォーカスを合わすのは至難の業。


これが奇跡の一枚。イソヒヨドリだけにピントが合っている。この後は腕が疲れて集中力が続かずピンボケ連発。

海に面したこの公園では元気に鳥たちが飛び回っている。その代表格がスズメだ。スズメはさして珍しくない鳥ではあるが、身体は小さく動きもせわしないおかげで追いかけるよい練習になる。



 そういえばこのスズメを撮っているあたりでフォーカスリミッターに気づいたっけ。残念ながら公園ではスズメ以外は鳩しかいなかったので再び外周道路を巡る。

今度は、イソヒヨドリのオスに出会った。


 地味な色のメスに比べると写真として映える。

しおさい公園は北風運用時の第二滑走路の着陸機を海を絡めて撮るにはよさそうな場所だと思うが、600mmは欲しいところ。


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