2023年2月1日水曜日

ミサゴのベストショットを求めて

SNSを見るとミサゴが狩りをするかっこいい写真が連日のように投稿されていてうらやましい限りです。

沖縄県でももちろんミサゴを見ることはできますが、飛び込みシーンが撮れるような場所は未だ開拓できていません。漁港にでも行けばいいのかしら。
そもそもミサゴの狩り以前に飛翔するミサゴを明るく撮ることができていないので、まずはその課題をクリアすることにしました。

今までの写真を見てみると、こんな感じでした。




仰ぎ見る格好なのでどうしてもミサゴの顔が暗くなっています。もう1枚。


これを解決するためには朝の斜光の時間帯になるべく高いところに立って、ミサゴとの仰角を減らせばいいのではないかと考え(力業)、思い立ったら吉日とばかり、良好な条件を探して彷徨ってみました。

よし、ここがベストだと思ったポジションに着いて撮影準備を整えた瞬間、先ほどまであんなに周辺をグルグル飛んでいたミサゴがパタリといなくなりました・・・おーい!

手持ち無沙汰のため、近くにいたシロガシラを撮ってみました。



マニュアルフォーカスの練習も兼ねていたため若干ピン甘です。空抜けしているのでわざわざマニュアルでなくともゾーンAFで充分かと思いますが。

しばらくすると上空を飛翔する何かが!!



残念、カワウでした。

今年の冬は沢山カワウを見ました。なかなか愛嬌がある鳥ですが群れているとさすがに・・・(笑)

さて、また暫くシロガシラに遊んでもらっていると、一羽のミサゴがこちらへ接近してきました。チャンスです!急いで、カメラをミサゴに向けます。



青空バック、ピントバッチリで我ながら惚れ惚れします。



お顔もくっきりで抜群にかっこいいです。今回の課題はクリアでいいのではないでしょうか。

意気揚々と帰ろうとすると、なんと道路脇の草むらにセッカが。
距離にして5mほどの超接近戦。ただ、焦ってはいかんと心を落ち着かせ、ゆっくりゆっくりカメラを構えます。

セッカもこちらの様子を理解してくれたのか、すぐには動こうとしません。
そっとファインダーを覗きレリーズすること3度、セッカは草むらの奥へと行ってしまいました。



枝(草)かぶりではありますが、夢にまで見たバキバキの解像です。ほかの2枚はセッカの顔が草と完全に被っているのでお蔵入りです。

やはり光と距離は正義なんだなあ、と感じた次第。

この日は、ミサゴの飛翔姿に、超近接のセッカと実り多い1日でした。

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